前回の投稿では、固有感覚のことをお伝えしました。
固有感覚をまとめてみます。
1,位置覚(カラダの各部の位置)
2,運動覚(運動の状態)
3,抵抗覚(カラダに加わる抵抗)
4,重量覚(重量を感知)
5,深部覚
関節、筋肉、腱の動きなどから、カラダの各部分の位置、運動の状態、カラダに加わる抵抗、重量を感知する感覚です。
例えば、自転車に乗ることを考えてみましょう。
自転車に乗るというのは、
1,位置覚(バランスをとる)
2,運動覚(ブレーキをかける・こぐ・ギアをかえる)
3,抵抗覚(ペダルをこぐ・ブレーキをにぎる)
4,重量覚(ペダルの重さを感じる・自転車を支える)
の深く関与します。
アスリートだと、走る・打つ・投げるなどに関与します。
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位置覚(身体各部の位置)
位置覚は体幹・四肢の関節の屈伸状態(曲げ伸ばし)を感じ取り,その位置と動きを察知する感覚のことです。
位置覚は平衡感覚,視覚などとも関係しますが,主に関節に存在する圧覚で,体幹に近いほど敏感にカラダの動きをモニターします。
もうひとつ大切なのは空間認知の機能とも関係、サーフィンやスキー・スノーボードなどのスポーツに大切
運動覚と合わ せて回転,昇降,傾きを感じ取ります。
なので位置覚が悪くなると,アスリートは、いい成績がのこせなくなります。